縄文時代後期のみみずく土偶の頭部残欠です。重量約68g。伝・関東地方。

顔面部はかなり摩耗していますが、裏面はみみずく土偶特有の装飾文様が比較的はっきりと残っています。
焼成の為か全体に雲母片が散りばめられています。
破断面も摩耗しており、埋納時に破壊されたとみられます。

参考までに、本資料と似たような形態の土偶頭部残欠(東京大学総合研究博物所蔵)の資料画像を載せています。(画像8、9枚目)


破片であっても縄文の土偶、特に頭部残欠は貴重な物です。完形品は一般の市場にはまず出回りません。
この機会にコレクションとして如何でしょうか。

こちら考古資料につき、傷カケ摩耗や土汚れがございます。
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