海軍神雷部隊/海軍神雷部隊戦友会/非売品/部隊の戦没搭乗員829名全員の氏名・出撃日・出撃機数等も明確にし部隊の全体像を明らかにしました

商品説明
1996年　非売品　129P　。　非売品ですので部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。

太平洋戦争末期、日本海軍が開発した特攻兵器「桜花」は、重さ１．２トンの大型爆弾を搭載し、１機で戦艦や空母をも撃沈できるとされた切り札だった。
桜花の搭乗員は一人。操縦席には高度計や速度計など最低限のものしかなく、着陸用の車輪もなかった。攻撃目標近くで爆撃機から投下され、グライダーのように滑空。加速するためのロケットを噴射し、操縦する人間もろとも目標に突入する。一度出撃したら必ず死に至る兵器だった。

桜花作戦を行う第７２１海軍航空隊は通称、神雷部隊と呼ばれた。

はじめに
平成7年3月21日の戦友会総会において、今後の在り方が議決され、その環とし て、ご遺族ならびに戦友の末長い交流に資するため、名簿を主体にした冊子を作成する
この種のものは既に故市川元二君の努力により、 「海軍神雷部隊史」として昭和53年 に刊行されておりましたが、当時の已むを得ない状況から、内容が可成り桜花隊中心に
ことになりました。

そこで今回は、神雷龍巻両部隊の桜花隊のほか、 陸攻隊、 戦闘306、 整備科、通 信科、 主計科から委員を選定して編集を担当させ、部隊の戦没搭乗員829名全員の氏 名、出撃日、出撃機数等も明確にし、部隊の全体像を明らかにしました。
刊行に要する費用は、戦友会の手持ち資金でおおむね賄い得る目算を立てております。 本冊子を、ご遺族、靖国神社、鎌倉建長寺、 鹿屋基地史料館、 鹿屋市に捧げますと共
に、今までお世話になった部外の方々に配布させて頂くことは、 私共一同、無上の喜び とするところであります。
これにより、 ご遺族の交流が深められ、かつその掛けがえのないご家族が、 どのよう
な状況の中で、 どのように戦ったかを知るよすがにもなればと願っております。
更には後の世代の人々に、日本歴史の中での比類のない大戦争、 その中での、 言語に絶
する痛切なドラマがあったことを想像して頂ければ幸せであります。
平成8年3月20日
海軍神雷部隊 戦友会


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この他にも出品しておりますので宜しければご覧ください。